彼からの連絡が減ったり、誰かと出かけた様子があったりすると、「もしかして浮気?」と胸がざわついてしまいますよね。
直接聞くのはためらうけれど、タロットなら彼の本当の気持ちが見えるのかな、と考えている方もいるのではないでしょうか。
私もタロット占い師として活動していたころ、彼氏の浮気が気になるというご相談をたくさん受けてきました。
私はカードの象徴や組み合わせから、彼の気持ちや二人の関係を読み解いていました。
ただ、占いは100%ではありません。
そのため、浮気の有無を断定することは避けていました。
カードを通して不安を言葉にしていくと、これから彼とどう向き合いたいのか、相談者さん自身の気持ちが少しずつ見えてくることもあったんです。
彼氏の浮気はタロット占いでわかる?
彼の気持ちや状況を、カードから読み解く

「彼にほかの女性がいるのでしょうか?」

そんなご相談を受けたときは、彼の気持ちだけでなく、相談者さんの気持ちや二人を取り巻く流れまで、カード全体から読み取るようにしていました。
私はタロットの絵柄や組み合わせを手がかりに、彼がどんなことに気持ちを向けているのか、二人の関係が今どんな状態なのかを考えていました。
ほかの女性との関わりを感じさせるカードが出ることもあれば、恋愛とは別のところに彼の気持ちが向いていると読めることもありました。
同じ「連絡が減った」という悩みでも、カードが見せてくれる景色は人それぞれです。
相談者さんから聞いたお話とカードを照らし合わせながら、二人のあいだで何が気がかりになっているのかを探っていく。
それが、私の鑑定の進め方でした。
占いは100%ではなく、浮気の事実を断定することはできない
タロットは、未来や事実をすべて言い当てるものではない、というのが私の考えです。
そのため、カードからほかの女性の存在を感じても、「彼には浮気相手がいます」と言い切ることは避けていました。
そこでお伝えするのは、カードから読み取った私なりの解釈です。
女性の気配を感じる結果が出たからといって浮気が確かめられたわけではなく、反対に、穏やかなカードが並んだからといって、何もないと言い切れるわけでもありません。
鑑定結果は、これからの関係を考えるための一つの道しるべにしてほしい。
相談を受けていたころから、ずっとそう思っています。
彼氏の浮気が気になるとき、実際の鑑定では何をしていた?
二人の関係と、浮気を疑った出来事を聞く
最初に聞いていたのは、二人の今の関係と、相談者さんがいちばん気になっていること。
そして、そう思うようになった出来事です。
「以前より連絡の頻度が減った」「ほかの人と出かけた様子があった」など、相談に来られたきっかけはさまざまでした。
同じ「浮気が心配」という言葉でも、何が引っかかっているのかは人によって違います。
まずは、その方がどんな出来事に不安を感じているのかを聞く。
そこから鑑定を始めていました。
お話をうかがうなかで、今回の鑑定で見ていきたいことも、自然と整理されていきます。
彼と自分の気持ち、周囲の状況や今後の流れを見る
お話を聞いたあとは、だいたい次のような位置にカードを並べていました。
- 現状
- 彼の気持ち
- 相談者さん自身の気持ち
- 周囲の環境
- 問題となっていることのカギ
- 近い未来
- 最終結果
彼の気持ちを表す位置だけで答えを出すのではなく、周囲の環境や問題のカギになるカードも合わせて読んでいました。
気になるカードが出たときこそ、近い未来など、ほかの位置のカードとのつながりが大事になります。
一枚だけでは見えなかった意味が、ほかのカードと並ぶことで浮かび上がってくる。
そこにタロットの奥深さがあります。
「彼がどう思っているか」に加えて、「自分は何を感じているか」「二人の関係をどうしていきたいか」にも目を向ける。
そこから、その後の接し方を考える話へつなげていました。
「最終結果」という名前の位置があっても、そこで二人の未来が決まってしまうわけではありません。
今の流れが続いた先に見える一つの景色として、これからを考えるヒントに受け取ってもらえたらと思います。
二人の気質や愛情表現の違いから、接し方を考える
相談を受けるなかで、二人の気質や愛情表現の違いから、すれ違いが生まれているように感じることもありました。
たとえば、仕事に没頭するとプライベートへの気配りが後回しになる人と、忙しくても恋人とのやり取りを大切にしたい人。
連絡に対する感覚が違えば、一方にとってはいつもの過ごし方でも、もう一方には寂しさや不安につながることがあります。
生年月日が分かる場合は、太陽星座を火・風・水・土の4つのエレメントに分け、二人の気質や相性を考える参考にしていました。
西洋占星術を本格的に学んでいたわけではないので、あくまで鑑定の補助として取り入れていた形です。
生年月日が分からないときは、タロットの象徴やエレメントから人物像を読み取っていました。
そこから「彼はこういう気質で、あなたはこういう気質だから、こんな接し方をしてみてはどうでしょう」と、その二人に合わせて提案していたんです。
相手の気質を考えることは、自分の寂しさを我慢することではありません。
お互いの違いを知り、自分の気持ちも大切にしながら、無理のない関わり方を見つけるための手がかりになります。
浮気の相談を受けるなかで、印象に残っていること
ほかの女性ではなく、仕事の忙しさと読めるケースもあった
「彼にほかの女性がいるのでは」と心配されていても、私の鑑定では、カードから仕事の忙しさが読み取れるケースが多かったように思います。
「今は仕事が忙しいようですね」と伝えると、「なんだ、そうだったのか」と、ほっとされる方がたくさんいました。
連絡が減った理由が分からないままだと、どうしても悪いほうへ想像がふくらんでしまうものですよね。
カードがそっと別の見方を示してくれたことで、張りつめていた気持ちがふっとゆるんだのかもしれません。
実際の彼の状況を確かめたわけではありませんが、不安でいっぱいだった方が、少し落ち着いて二人のことを考え直せる。
そんな場面は、今も印象に残っています。
女性の存在を感じても「浮気相手がいる」とは伝えなかった
一方で、カードからほかの女性の存在を感じることもありました。
そんなときも、私は「浮気相手がいます」とは言わず、「彼に好意を持っている女性がいそうですね」という言い方で伝えていました。
占いでは、そこまで断定できないと考えていたからです。
女性との関わりを感じることと、実際に浮気をしていることは、同じではありません。
私は、相談者さんが結果を聞いたあとにどう行動するかも大切だと思っていたので、伝える言葉を慎重に選んでいました。
安心したあとに、不安になった理由を振り返る
仕事が忙しいと読めて安心されたあとも、そこで終わりにせず、「なぜ浮気が心配になったのか」を一緒に掘り下げていました。
お話を聞いていると、浮気への不安の奥に、「連絡が少なくて寂しい」「気持ちが伝わってこない」という思いが隠れているように感じることがありました。
不安という形で表に出てきたのは、本当は「もっと彼とつながっていたい」という心の声だったのかもしれません。
二人の気質の違いが見えたときは、それを踏まえて、どんな接し方ができそうかも提案していました。
浮気への不安がやわらいでも、寂しさや伝えたい気持ちまで消えるとは限りません。
安心したあとに残る小さな寂しさにも目を向けること。
それも、私が相談のなかで大切にしていたことの一つです。
もし今、彼のことで心が落ち着かないなら、その奥にどんな気持ちがあるのか、そっと耳を澄ませてみてください。
占い師に相談するときは、何を伝えればいい?
実際にあった出来事と、いちばん気になっていること
「浮気かどうかも分からないのに、相談していいのかな」と迷う方もいるでしょう。
でも、疑いがはっきりしていなくても、気になっていることから話して構いません。
私が鑑定をしていたころも、「一緒に気持ちを整理していきましょう」という思いでお話を聞いていました。
まずは、浮気が気になり始めたきっかけを伝えてみてください。
「以前より連絡が減った」「ほかの人と出かけた様子があった」など、自分が見聞きした出来事が出発点になります。
たとえば、こんな伝え方で十分です。
「最近、彼からの連絡が減りました。仕事が忙しいとは聞いていますが、ほかに好きな人ができたのではと気になっています。今の彼の気持ちを占ってもらいたいです」
実際にあったことと、そこから心配していることを分けて話すと、何を知りたいのかが占い師にも伝わりやすく、カードのメッセージも今の状況に重ねて受け取りやすくなります。
推測している部分は、「そうかもしれないと思っている」と添えてもらえれば、それで伝わります。
聞きたいことがいくつもある場合は、「いちばん気になるのは彼の気持ちです」のように、優先したいことを一つ伝えておくとよいでしょう。
話をきれいにまとめてから行く必要はありません。
話しているうちに、少しずつ気持ちが整っていくこともあります。
これから彼とどうしたいか、まだ迷っている気持ちも
彼のことを知りたい気持ちに加えて、自分がこれからどうしたいかも、相談の手がかりになります。
「できれば付き合い続けたい」「寂しいと伝えたいけれど、重いと思われそうで言えない」。
そんな希望やためらいも、ぜひ言葉にしてみてください。
まだ答えが出ていなくても、心配いりません。
「彼のことは好きですが、このまま不安な気持ちで付き合うのもつらいです。どうしたいのか、自分でも分かりません」
こうした迷いも、そのまま打ち明けてよいと思います。
望みを決めてから占いに行くのではなく、カードと向き合いながら整理していくこともできます。
同じように浮気を心配していても、望んでいる関係や、無理なくできることは一人ひとり違います。
だからこそ、鑑定ではいつも、その方自身が彼とどうしていきたいのかに耳を傾けていました。
占いのあと、自分の時間も楽しめるように
鑑定結果と、現実の彼の言葉や行動を照らし合わせる
占いで聞いたことは、その後の彼とのやり取りも踏まえて受け止めてみてください。
たとえば「仕事が忙しいようですね」という結果なら、彼自身が仕事について何と話しているか、忙しいなりにどんな関わり方をしてくれているかにも目を向けてみる。
占いの結果だけを頼りにするより、今の二人の姿が見えやすくなります。
反対に、鑑定で安心できることを言われても、彼の説明と行動が食い違っていたり、つらい状態が続いていたりするなら、その違和感まで打ち消す必要はありません。
カードのメッセージに現実を合わせようとせず、自分が実際に見聞きしたことと、そのとき感じた不安や寂しさも、大切にしてください。
不安になるたびに占う前に、気持ちを落ち着ける時間を持つ
私のもとにも、また気になって「もう一度占ってほしい」と来られる方がいました。
そのたびにカードを引き、再び仕事の忙しさと読めることもありました。
不安が戻ってくること自体を、責める必要はありません。
ただ、状況に変化がないときは、次の鑑定を受ける前に、少し自分のための時間を持ってみませんか。
気になっていることを紙に書く、散歩をする、好きなことに手を動かす。
ゆっくり深呼吸をして、足の裏が大地とつながっているのを感じてみると、ざわついた心が少しずつ静まっていくのを感じられるかもしれません。
「新しく何かあったのかな。それとも、同じ心配がまた浮かんできたのかな」と整理してみるのも一つです。
すぐに不安をなくそうとしなくても、彼のことを考え続ける時間から、少し離れてみる。
そうして、自分なりに落ち着ける過ごし方を見つけてもらえたらと思っていました。
新しい出来事があったときや、相談したいことが変わったときに、また占いを頼るのは自然なことです。
鑑定と鑑定の間も、彼と会っていない時間も、自分の毎日を楽しんでほしい。
それが、当時の私の願いでした。
自分が望む関係に向けて、できることを選んでいく
彼の気持ちや行動を、自分の望みどおりに変えることはできません。
それでも、自分の気持ちをどう伝えるか、どんな付き合い方を選ぶかは、自分で考えていけます。
連絡が少なくて寂しいなら、「忙しい日は、ひと言だけでも連絡があるとうれしい」と伝えてみる。
彼の都合だけに予定を合わせず、自分の楽しみも持つ。
話し合ってもつらさが続くなら、少し距離を置いて考えることも選択肢になります。
「私はどんな関係なら、安心して楽しく付き合えるのだろう」。
そう自分の望みに目を向けて選んだことは、彼に合わせるためではなく、あなた自身の心を満たすためのものです。
自分を満たす時間が増えるほど、二人の関係にもやわらかな風が吹き込んでくるかもしれません。
占いで整えた気持ちが、望む未来へ向かう小さな一歩につながっていく。
そんなふうに鑑定が役立っていたら、うれしく思います。
まとめ|彼氏の浮気が気になったら、気持ちを整理するところから
彼氏の浮気が気になるとき、タロットでは彼の気持ちや二人の関係を読み解くことがあります。
ただ、カードだけで浮気の有無を断定することはできません。
鑑定をしていたころ、私が心がけていたのは、相談者さんのお話を聞きながら、不安になった理由や、これから彼とどうしていきたいのかを一緒に見つめることでした。
仕事の忙しさや愛情表現の違いという見方に触れて、ほっとされる方も少なくありませんでした。
占いは、不安な気持ちを整理して、自分にできることを見つけるための心強い味方にもなってくれます。
彼との関係だけでなく、あなた自身の毎日も心地よく楽しめるように。
そのためのお守りのような存在として、占いを役立ててもらえたらうれしいです。
「こんなことで相談してもいいのかな」と迷っているなら、その迷いも、今のあなたの大切な気持ちの一つです。
どうか一人で抱え込まず、心がふっと軽くなる時間を、少しずつ増やしていってくださいね。

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