「もうすぐ大殺界に入る」「出産の予定が重なっている」
そう知ると、どう過ごせばよいのか気になりますよね。
六星占術では、大殺界を「人生の冬」と捉え、運気の流れに合わせて準備しながら過ごす時期と考えます。
スピリチュアルな視点では、魂が静かに根を張り、次の季節へ力を蓄える時間とも受け取れます。
私は火星人(+)の霊合星人です。
振り返ると、中学生のころと、出産した30代半ばのつらかった時期が、どちらも大殺界と重なっていました。
ただ、大殺界が来ると知っていても、何を準備すればよいのかは分かりませんでした。
だからこそ、日々の楽しみを持ちながら、自分をいたわる備えをしておきたい時期だと感じています。
大殺界とは?六星占術で考える「人生の冬」
陰影・停止・減退の3年間
大殺界とは、六星占術の12年の運気の流れのうち、「陰影・停止・減退」が巡る3年間のことです。
季節にたとえると、外へ向かって大きく動くより、力を蓄える「人生の冬」にあたります。
| 運気 | 大殺界の中での位置 |
|---|---|
| 陰影(いんえい) | 大殺界に入る1年目 |
| 停止(ていし) | 大殺界の真ん中にあたる2年目 |
| 減退(げんたい) | 大殺界の最後にあたる3年目 |
この時期は、焦って大きな変化を求めるより、暮らしの土台を整えたり、次に取り組みたいことを下調べしたりする過ごし方が勧められています。
(参考:六星占術公式サイト「2027年大殺界の星人を発表!絶対にやってはいけないこととは?」)
冬の畑を思い浮かべると、少し分かりやすいかもしれません。
花や実が見えない間にも、土を整え、春に育てたいものを考える時間があります。
大殺界も、そんなふうに自分の内側を育む季節として読み解くと、過ごし方が見えてきます。
霊合星人は2つの星の運気を合わせて見る
霊合星人は、自分の運命星に加えて、向かい合うもう一つの星の気質や運気の影響も受けるといわれています。
私のような火星人(+)の霊合星人も、ふつうの火星人(+)の説明だけでは捉えきれない部分があるのです。
2つの運気をあわせ持つため、良いときと悪いときの差が大きく、振れ幅のある人生を歩みやすいとされています。
たとえば、メインの運気が「停止」の年には、もう一方の「達成」が重なり、良くない運気の中にもいいことが起こる年と読み解かれます。
(参考:六星占術公式サイト「もっと知りたい!霊合星人とは?」)
2つの運気が重なる霊合星人には、冬の中にも、陽だまりのような時間が訪れると読み解ける年があります。
運気を細かく見たいときは、霊合星人専用の本やカレンダーを確かめると、2つの流れを重ねて読みやすくなります。
自分の大殺界の時期を調べる方法
自分の大殺界を調べるには、まず生年月日から運命星を確認し、その星の運気の流れを見ます。
確認する順番は、次のとおりです。
- 土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人のどれに当たるかを調べる
- プラス(+)・マイナス(−)と、霊合星人に当てはまるかを確認する
- 自分に対応した年運で「陰影・停止・減退」の年を確かめる
自分の時期を知る入口として使ってみてくださいね。
(参考:六星占術公式サイト「本当は怖くない!?大殺界の意味と乗り切り方」)
なお、六星占術では年運だけでなく、月運・日運にも大殺界があります。
ここでお話ししているのは、年運で巡る3年間のことです。
まずは年単位の流れをつかんでおくと、これからの予定を考えるときの道しるべになります。
大殺界を迎える前に準備しておきたいこと
時期を選べる大きな予定は、早めに見通しを立てておく
大殺界を迎える前に、これからの予定を一度整理しておくと安心です。
細木かおりさんは、自身の大殺界について、期間中に大きな変化をしなくてもすむよう、迎える前に準備して過ごしたと話しています。
この考え方を暮らしに取り入れるなら、仕事の契約更新、住まいの更新、家族の進学など、すでに分かっている予定を書き出すところから始められます。
そのうえで、時期を自分で選べる予定があれば、いつ動くかを考えておけます。
「いつまでに情報を集めるか」「誰と相談するか」を決めておくだけでも、直前になって慌てる場面は減らせます。
予定の時期は、自分や家族の事情も踏まえて決めていいものです。
先の見通しが立っているだけでも、大殺界に入ってからの心の余裕が違ってきます。
暮らしに余裕を持ち、頼れる人や相談先を確認する
大殺界に向けた準備では、予定を整えることに加えて、自分が無理なく暮らせる土台をつくっておきたいものです。
予定を詰め込みすぎない、家族と家事の分担を話し合う、出費の予定を確かめておくといった身近な準備は、気持ちや生活のゆとりにつながります。
もう一つ考えておきたいのが、困ったときに頼れる相手です。
話を聞いてくれる友人、家事や育児を相談できる家族、地域の相談窓口など、悩みに合った相談先を思い浮かべておくと心強いですね。
「困ったらこの人に話そう」と思える相手がいるだけで、気持ちはずいぶん軽くなります。
大殺界の過ごし方
焦って動かず、立ち止まる時間を受け入れる
大殺界は、結果を急ぐより、いったん立ち止まって足元を確かめる時期と捉えられます。
六星占術でも、焦った行動や大きな決断は控え、慎重に過ごすことが勧められています。
(参考:六星占術公式サイト「2027年大殺界の星人を発表!絶対にやってはいけないこととは?」)
思うように進まないときほど、「今すぐ何かを変えなきゃ」と気持ちが急くことがありますよね。
そんな日は、結論を出す前に、気になっていることや必要な情報を整理する時間を持つのがおすすめです。
立ち止まる時間は、外の声に追われず、自分の内側の声に耳を澄ませる時間でもあります。
「本当は何を望んでいるのか」「今は何に疲れているのか」。
静かに問いかけるうちに、魂が本当に向かいたい方向が、ふと見えてくることもあります。
自分の内側の声に耳を澄ませることに興味がある方は、私が先生から学んだハイヤーセルフと繋がる方法も参考にしてみてくださいね。
学びや下調べで、次の季節の種をまく
大殺界は、次の季節に育てたいものを見つけ、少しずつ準備する時間として過ごせます。
六星占術の公式サイトでも、大殺界中は下調べをしたり、知識を蓄えたりすることが、おすすめの過ごし方として挙げられています。
興味のある分野の本を読んだり、気になる仕事について調べたり、学んだことをノートに残したりするのもいいですね。
大きな決断を伴わない小さな学びなら、気負わずに始められます。
「いつかやってみたい」と思っていたことに触れるうちに、自分の心がどこへ向いているのか見えてくることもあります。
土の中の種は、芽を出す前から静かに春の準備を始めています。
すぐに成果が見えない学びも、そんな種のひとつだと思うと、なんだか愛おしく感じられます。
小さな楽しみで、心をあたためる
大殺界の間も、好きなことを楽しむ時間を持っていいのです。
六星占術の公式サイトでは、小さな習い事や趣味など、日常の範囲での新しい挑戦は問題ないと説明されています。
お気に入りのお茶を飲む、花を飾る、好きな音楽を聴く、手を動かして何かをつくる。
ほんの短い時間でも、「これが好き」と感じられるものを暮らしに残しておくと、心がふっとゆるみます。
小さな喜びは、冬の夜にともる灯りのように、自分の心の灯を守ってくれるもの。
運気が気になっているときこそ、目の前にある美しさや楽しさに目を向けてみてください。
「楽しまなきゃ」と頑張る必要はありません。
その日に心地よいと感じることを、一つ選ぶくらいで十分です。
体の声を聞き、検診や受診を先延ばしにしない
大殺界を過ごす間も、検診や必要な受診は続けていきましょう。
細木かおりさんも、検査結果を恐れて人間ドックをやめたという相談に対して検診を勧め、自身も大殺界中でも毎年受けていると話しています。
「体の声を聞く」とは、疲れや痛み、気分の変化に気づき、休息や相談につなげることです。
眠る時間を確保する、予定を減らす、気になる不調を医療機関で相談するなど、今の自分に必要な対応を選んでいけるといいですね。
体をいたわる時間は、自分の内側と向き合うひとときにもなります。
ただ、不調をすべて運気のせいにはせず、体調に合ったケアを受けることも忘れずにいたいものです。
大殺界中の出産・結婚・転職はどう考える?
妊娠・出産は避けたほうがいい?
六星占術の公式サイトでは、子どもを授かりものとして捉えています。
授かったことに感謝しながら、準備を整えて過ごすことが勧められています。
大殺界だから妊娠・出産を避けましょう、という考え方ではないのです。
(参考:六星占術公式サイト「2027年大殺界の星人を発表!絶対にやってはいけないこととは?」)
妊娠が分かったときや、出産予定日が大殺界と重なると知ったときには、うれしさと一緒に不安も浮かびますよね。
そんなときは、運気の名前だけに目を向けず、赤ちゃんを迎えるために今できる準備を一つずつ考えてみてください。
家族と育児の分担を話し合う、産後に手伝ってもらえる人を探す、困ったときの相談先を確かめておく。
そんな備えは、お母さん自身をいたわることにもつながります。
新しい命を迎える喜びと、自分をいたわる気持ちの両方を大切にしたいですね。
妊活や不妊治療の時期、妊娠中の体調については、占いだけで決めず、医師と相談しながら考えてくださいね。
結婚や引っ越し、転職など、時期を選べる予定は?
六星占術では、自分の意思で時期を決められる大きな変化は、大殺界中は慎重に考えるとされています。
なかでも結婚は、大殺界の時期を避けたほうが賢明という考え方です。
これから結婚を考えるなら、二人の気持ちや暮らしの準備を話し合いながら、時期も含めて検討していけるといいですね。
すでに大殺界中に結婚している方は、過去の日付を気にし続けるより、今の二人が安心して暮らせる関係を育てていきたいものです。
細木かおりさんも、大殺界中に結婚して定期的に家族会議をしているという夫婦の声に、とても素晴らしいと答えています。
引っ越しについては、細木かおりさんが相談への回答の中で、住宅の購入や引っ越しでは「名義人の年運」を最も重視すると話しています。
そのうえで、引っ越しは大きな環境の変化なので、できるだけ月運・日運のよい日を選び、余裕を持ったスケジュールで動くことが勧められています。
本人が大殺界かどうかだけで、一律に決めるわけではないようです。
(参考:ベネッセ「災難続きの大殺界の最中、引っ越しする際に気をつけることは?」)
転職も、大殺界中は慎重に扱いたい大きな変化です。
細木かおりさんは、大殺界中に仕事が嫌になったときは、何が嫌なのかを自分で分析してみることを勧めています。
今の仕事を離れたい理由や、次の職場で大切にしたい条件を、まずは具体的に書き出してみましょう。
心や体の安全を守るために環境を変える必要があるときは、ひとりで抱えず、相談先を頼りながら進めてください。
運気を参考にするときも、「自分と家族がどんな暮らしを望んでいるか」という軸を持っておくと、迷ったときに立ち返る場所になります。
転勤や入学など、時期を変えられない予定は?
転勤や入学など、自分の意思で決めていない予定は、慎重に注意しながら受け入れるという考え方です。
大殺界を理由に、入学を延期したり、転勤を断ったりするよう勧められているわけではありません。
新しい場所での生活が決まったら、安心して過ごすための準備に目を向けてみましょう。
- 通勤・通学の経路や、毎日の生活時間を確認する
- 引っ越し作業や手続きを一人に集中させない
- 新しい職場や学校で、困ったときに相談できる相手を知っておく
環境が変わったばかりの時期は、慣れるための時間も必要です。
最初からすべてを上手にこなそうとせず、少しずつ自分の居場所を見つけていけば十分です。
大殺界の時期を振り返って思うこと
中学生のころは、卒業後に人間関係が変わることが支えだった

私は中学生のころ、クラスになじめず、学校生活がとてもつらかったです。
家では同じころ、祖母と祖父の二人ともに介護が必要になりました。
主に母が介護をしてくれていましたが、家の中もピリピリしていて、落ち着いて過ごせませんでした。
そんな私の希望は、中学を卒業して高校生になれば環境が変わり、今の学校生活とおさらばできるということ。
大殺界だったと気づいたのは、高校生になって細木数子さんの本を読んだときです。
過去の運気を見て、「あの時期は大殺界だったんだ」と、自分の経験と結びつきました。
本には、霊合星人は運気の影響を受けやすいという趣旨の説明があったと記憶しています。
今の公式サイトでも、霊合星人は2つの運気をあわせ持つため、運気の振れ幅が大きいと説明されています。
火星人(+)の霊合星人である私は、当時のつらさを思い出し、大きくうなずいたのでした。
振り返ると、私を支えていたのは、大殺界という知識よりも、「この人間関係の中でずっと過ごすわけではない」という、卒業後への希望だったのだと思います。
30代半ばは出産と重なり、予想していなかった産後うつを経験した
30代半ばの大殺界は、妊娠・出産の時期と重なりました。
そして、出産後に産後うつを経験しました。
このときは、「そういえば大殺界の年だ……」という意識はありました。
それでも、まさか自分が産後うつになるとは思っていなかったのです。
何が起きるかを想像できず、具体的な準備もできていませんでした。
中学生のころに続いて、この時期も本当につらく、ちょうど大殺界と重なっていたことから、私自身は「やっぱり大殺界だったんだな」と感じています。
ただ、大殺界に出産したら産後うつになる、ということではありません。
産後うつは、出産した女性の10%ほどに見られるとされていて、決して珍しいものではありません。
(参考:総務省「子育て支援に関する行政評価・監視 結果報告書」)
一方で、大殺界を知っていることと、実際のつらさに備えられることは別でした。
今振り返ると、運気の時期を確認するだけでなく、出産後の生活をどう支えてもらうか、困ったときにどこへ相談するかまで考えておくことが大切だったと感じます。
出産した時期を後悔してほしい、ということではありません。
どの時期に迎えた命も、かけがえのない存在です。
私の体験から伝えたい、つらいときの過ごし方
つらい環境から離れることも、自分を守る選択
つらい人間関係や環境から距離を取ることも、自分を守る大切な選択です。
大殺界の「大きな変化は慎重に」という考え方を、「苦しい場所で耐え続けなければならない」という意味で受け止めないでほしいと思います。
中学生のころの私にとって、卒業という区切りが希望になったように、今いる場所がすべてではありません。
だからこそ、今つらい思いをしている方には、安心できる場所を探す選択も大事にしてほしいのです。
負担になる相手との連絡を減らす、会う頻度を見直す、学校や職場の相談先に状況を伝える。
すぐに環境全体を変えられなくても、距離の取り方は考えられます。
魂がほっと息をつける居場所を選ぶことも、自分をいたわる過ごし方のひとつです。
身の安全が脅かされているときは、運気の時期を待たず、安全な場所への避難や、警察などへの相談を優先してください。
大殺界が明けるのを待たず、必要な助けを頼る
苦しいときは、大殺界が明けるのを待たずに、必要な助けを頼ってください。
運気の流れを知ることと、今抱えている困りごとに手当てをすることは、別々に考えていいものです。
私も産後うつのときは、病院を受診しました。
この経験から、何か起きてからでも相談できる相手や場所を知っておくことの大切さを感じています。
相談するときは、うまく説明しようとしなくても大丈夫です。
- 「今、つらい」
- 「この作業を手伝ってほしい」
- 「一緒に相談先を探してほしい」
そんな短い言葉からでも、困っていることは伝えられます。
家族や友人に話しにくければ、学校や職場、地域の相談窓口を頼る方法もあります。
心や体の不調は、医療機関で相談してみてください。
産後に気持ちのつらさを抱えている方は、出産した産婦人科や、お住まいの市区町村の保健センター・こども家庭センターなどで相談できます。
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(受付時間は都道府県によって異なります。通話料がかかります)
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間対応・無料。福島県からは0120-279-226)
助けを求めた先で出会う人も、今のあなたに必要なご縁なのかもしれません。
人に支えてもらいながら休む時間も、自分を整える時間です。
今の自分に必要な助けを、少しずつ受け取っていきたいですね。
まとめ|大殺界は、自分をいたわりながら次の季節に備える時間
大殺界は、六星占術で「人生の冬」と捉えられる時期です。
大きな予定は慎重に考え、暮らしを整えながら、次の季節への準備を進める過ごし方が勧められています。
私自身、つらかった時期と大殺界が重なり、運気には浮き沈みがあるのだなと感じています。
その経験を振り返る今、運気を知ることを、怖がるためではなく、自分の暮らしや支えを見直すために活かしたいと思います。
大殺界に赤ちゃんを迎える方も、運気の名前に心をしばられず、新しい命との時間と、ご自身の心と体をいたわってくださいね。
好きなことを楽しむ時間、興味のあることを学ぶ時間、人に支えてもらいながら休む時間。
その一つひとつが、これからの自分を育ててくれます。
冬の木が静かに根を伸ばすように、目に見える成果を急がず、今の自分をいたわりながら過ごしていきたいですね。
六星占術では、冬のあとには「種子」から始まる新しい季節がめぐってきます。
その春を、ほっとした気持ちで迎えられますように。
占いが当たった・外れた体験や、相談内容に合った占いを選ぶ大切さについては、占いは当たるのか?元占い師として感じたことにもまとめています。


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