ハイヤーセルフとは、スピリチュアルの世界で、魂の歩みを見守り、内側から導く「高次の自分」と考えられている存在です。
「私にも繋がれるのかな」「メッセージはどんなふうに届くの?」と気になりますよね。
私も以前、自分の判断に自信をなくしていた時期がありました。
そのころ、アメリカ在住のスピリチュアルの先生から、グラウンディングや呼吸法、ハイヤーセルフと繋がるための瞑想を教わったのです。
実践中には言葉が浮かぶこともありましたが、自分の考えなのか、メッセージなのか迷うことも。
それでも、練習を通じて感じた安心感は、今も心に残っています。
ハイヤーセルフとは?高次の自分とされる存在
ハイヤーセルフの意味と役割
ハイヤーセルフは、スピリチュアルな視点では、魂の望みや人生の学びを知っている「高次の自分」と捉えられています。
少しイメージしにくい言葉ですが、「目の前の迷いに揺れる自分を、もっと大きな視点で見守る自分」と考えると、身近に感じられるのではないでしょうか。
私たちは日々、「失敗したらどうしよう」「周りからどう思われるかな」と、さまざまな思いの間で揺れます。
ハイヤーセルフは、そうした不安の奥にある「本当はどう生きたいのか」「魂が何を経験したいのか」に気づくための、内なる導きとして語られる存在です。
その導きは、直感やひらめき、心の奥から湧く静かな思いとして届くイメージです。
誰かの期待に合わせるうちに、自分の願いが分からなくなることもありますよね。
そんなとき、高次の自分に意識を向ける時間は、心の奥にしまっていた願いや、大切にしたかった思いに耳を澄ませるひとときになります。
ハイヤーセルフと守護霊の違い
ハイヤーセルフと守護霊は、どちらも人生を導く存在として語られます。
大きな違いは、「自分自身の高次の意識」と捉えるか、「自分を見守る霊的な存在」と捉えるかにあります。
| 比較する点 | ハイヤーセルフ | 守護霊 |
|---|---|---|
| 存在の捉え方 | 高次の自分、魂の広い意識 | 自分を見守り、支える霊的な存在 |
| 自分との関係 | 自分自身の一部、または本来の自分 | ご先祖さまなど、自分とは別の存在として説明されることが多い |
| 導きのイメージ | 魂の望みや内なる気づきへ導く | 人生の歩みを見守り、守護する |
流派や教える人によって、両者の関係を近いものとして説明する場合もあります。
たとえるなら、ハイヤーセルフは「自分の奥深くにある、より大きな視点」、守護霊は「そばで歩みを見守る存在」。
そう思い描くと、それぞれの違いをつかみやすいでしょう。
ハイヤーセルフと繋がる時間は、外にいる誰かに呼びかけるというより、自分の内側にいるもう一人の自分へ意識を向ける時間なのかもしれません。
ハイヤーセルフと繋がる方法|先生から学んだ3つのステップ
① グラウンディングで心と体の土台を整える
私が先生から最初に教わったのは、グラウンディングをしっかり練習することでした。
グラウンディングとは、大地に根を下ろすイメージを通して、今ここにいる自分を感じるワークです。
高次の自分と繋がろうとすると、意識を上へ向けたくなりますよね。
けれど、教わった方法では、まず大地との繋がりを感じ、心と体の土台を整えることから始めました。
私は椅子に座って行っていました。
手順は次のとおりです。
- 椅子に座り、両足の裏を床につけます。
- 背筋を軽く伸ばし、目を閉じます。
- ゆったりと呼吸をしながら、足の裏が床に触れている感覚に意識を向けます。
- 足の裏から光の根が伸び、大地の奥へ下りていく様子を思い描きます。
- 大きな木のように、地中へ深く根を張るイメージを持ちます。
光の根を鮮明に描こうと力まなくても大丈夫。
「私は今、ここにいる」と足元を感じながら、自分のペースで取り組んでみてください。
② 呼吸法で光のエネルギーをイメージする
次に教わったのは、呼吸に合わせて、きれいな光を取り込み、内側のモヤモヤを手放すイメージをする方法です。
高次の自分へ意識を向ける前に、心の中を静かに整えていく時間です。
先生から学んだ呼吸法は、次のような流れでした。
- 鼻からゆっくり息を吸い、おへその下あたりの「丹田」を意識しながら、お腹を膨らませます。
- 息とともに、きれいな光やキラキラしたエネルギーが、自分の中に入ってくる様子を思い描きます。
- 苦しくならない程度に、いったん息を止めます。
- 口から細く長く息を吐き、お腹をゆっくりへこませます。
- 不要なモヤモヤや緊張が、黒い煙になって体の外へ出ていくとイメージします。
黒い煙は、手放したい思いを描くためのものです。
その日に感じた焦りや緊張が、吐く息とともに遠ざかっていく様子を思い浮かべるだけで十分です。
息を止めることや、最後まで吐き切ることは無理に行わず、楽に呼吸できる範囲で取り組みましょう。
体調がすぐれない日は休み、苦しさやめまいを感じたら中止してください。
③ 瞑想でハイヤーセルフと出会うイメージをする
先生からは、グラウンディングと呼吸法を繰り返し練習し、この2つの土台が整ってから瞑想へ進むように教わりました。
私が教わったのは、青空と雲の中を上昇し、高次の自分に会いにいくイメージワークです。
静かな場所で落ち着いて座り、呼吸が自然に整ってきたら、次のように思い描いてみてください。
- 目の前に、広い青空と柔らかな雲をイメージします。
- 自分がその空へふわりと浮かび、雲の中をゆっくり上昇していく様子を思い描きます。
- その先で、ハイヤーセルフと出会う場面をイメージします。
- 聞いてみたいことがあれば、心の中で問いかけます。
- すぐに答えを探そうとせず、浮かんでくる言葉や印象に静かに意識を向けます。
このワークでは、思い描いた存在を「高次の自分」と見立てて、心の中で対話します。
はっきりした姿や言葉を求めすぎず、心の中に静かな余白をつくる時間として味わってみてください。
終えるときは、足の裏や椅子に触れている体の感覚へ意識を戻し、ゆっくり目を開けます。
心に残ったことがあれば、あとから短く書き留めておくのもよいですね。
私の場合は、湯船に浸かっているときにリラックスでき、イメージしやすいと感じたこともありました。
これは私個人の経験ですが、実践するときは、浴槽ではなく落ち着いて座れる場所を選んでくださいね。
ハイヤーセルフからのメッセージはどんな感じ?受け取り方と私の体験
メッセージは短い言葉で届く?先生から教わったこと
先生から教わったのは、ハイヤーセルフからのメッセージは、短い言葉で返ってくるようなイメージだということでした。
たとえば、「それはダメ」「やってみなさい」といった、ひと言の返事。
神秘的な長い言葉を聞くというより、問いかけに対して、身近な言葉がふと浮かぶ感覚なのだそうです。
自分の考えとメッセージの区別がつかなかった私の体験
私も教わった方法を実践するなかで、頭の中に言葉が浮かぶ経験がありました。
ただ、正直にいうと、それがハイヤーセルフからのメッセージなのか、自分で考えた言葉なのかは、区別がつきませんでした。
「今のは自分の考え? それとも、何かを受け取ったのかな?」
言葉が浮かんだからこそ、今度はその違いが気になったのです。
これから試す方の中にも、同じように戸惑う人がいるかもしれません。
書き留めた言葉は、すぐに正しい答えと決めず、少し時間を置いて読み返してみてもよいでしょう。
自分が何を問い、どんな言葉に心を動かされたのかを振り返ることで、見えてくる思いもありそうです。
先生のハイヤーセルフは厳しい?印象に残ったエピソード
先生の話で印象に残っているのは、ご自身のハイヤーセルフについて、厳しい返事が多いと苦笑いしながら話されていたことです。
高次の自分と聞くと、いつでも優しく包み込み、励ましてくれる存在を思い浮かべますよね。
けれど、先生が語るハイヤーセルフには、はっきりした言葉で伝える厳しさもあるようでした。
この話を聞いて、スピリチュアルな導きは、心地よい励ましだけでなく、自分の迷いや甘さに向き合わせてくれる形で届くこともあるのかもしれない、と感じました。
優しさにも、背中をなでるような優しさと、前へ進むよう促す優しさがある。
そんな違いを思わせるお話です。
これは、あくまで先生ご自身が語っていた感覚です。
厳しい言葉が浮かぶほど本物のメッセージ、という意味ではありません。
内なる声に耳を澄ませるときも、自分を責めたり追い詰めたりするような言葉まで、そのまま受け取らなくていいんですよ。
ハイヤーセルフと繋がっている人の特徴や繋がることで感じる変化
直感やひらめきを感じやすくなる
ふと浮かぶ直感やひらめきは、ハイヤーセルフからの導きを感じる入り口のひとつとして受け取れます。
考え続けていたときには見つからなかったアイデアが、気持ちを緩めた瞬間に浮かぶ。
「こんな方法もあったんだ」と、思いがけない方向へ心が動く。
そんな小さな気づきに、高次の自分からの後押しが込められているのかもしれません。
ここでいう直感は、未来を見通すような特別な力というより、内側から湧く感覚です。
忙しさの中で聞き流していた心の声に、少しずつ気づけるようになっていくのです。
同じテーマや、同じ言葉が何度も心に浮かぶなら、それは今のあなたの魂が惹かれているものを、そっと映し出しているサインのようにも感じられます。
心の中のひらめきだけでなく、人との偶然の一致が気になる方は、シンクロニシティが起こる相手とのスピリチュアルな意味も読んでみてください。
心が穏やかになり安心感が生まれる
ハイヤーセルフを「自分の魂の歩みを見守る存在」と捉えることは、迷いの中で心を支える安心感につながります。
目の前のことに精いっぱいになると、「今すぐ答えを出さなければ」「失敗しないようにしなければ」と、気持ちが張り詰めてしまいますよね。
そんなとき、自分にはまだ見えていない広い視点があると思い描くと、一つの出来事だけで結論を急がなくてもいいと思えてきます。
遠回りに思える時間も、魂が何かを学ぶ途中として眺められるからです。
すべての答えが分からなくても、今の自分の歩みを信じていい。
ハイヤーセルフとの繋がりがくれる安心感は、そんな感覚に近いように思います。
自分の気持ちや進む方向が明確になる
ハイヤーセルフへの問いかけは、魂の望みや自分の本音を確かめる手がかりにもなります。
「こうするべき」という思いが強いと、本当は何が好きで、何を望んでいるのか、分からなくなることがあります。
たとえば、新しいことを始めたいのに、「今さら遅いかな」とためらっているとき。
その奥にある「学んでみたい」「一度は挑戦したい」という思いに気づくことも、内なる導きとして読み解けます。
問いかけるなら、「どちらを選べば絶対にうまくいく?」よりも、「私は何を大切にして選びたい?」と聞いてみてください。
答えを当てようとするより、自分の本音に近づきやすくなります。
心に浮かんだ思いと、暮らしの中で実際にできること。
その両方を見ながら、小さな一歩を選んでいくと、進みたい方向も具体的になっていきます。
ハイヤーセルフと繋がる練習で私が感じた変化
私が練習するなかで一番に感じたのは、不安が少し軽くなり、安心感が生まれたことでした。
自分の判断に自信が持てなかった私は、そのとき抱えていた不安や、自分の選択について心の中で問いかけていました。
メッセージの受け取り方には迷いもありましたが、実践するなかで感じた安心感は、私にとって印象に残っています。
何を受け取れたかだけでなく、自分の気持ちがどう変わったかも、この練習を振り返るうえで大切な部分でした。
ハイヤーセルフとツインレイにはどんな関係がある?
ツインレイとハイヤーセルフの関係についてのスピリチュアルな解釈
ツインレイとハイヤーセルフは、魂の成長や統合を導くという点で、深く関わるものとして解釈されることがあります。
ツインレイとは、もともと一つだった魂が二つに分かれた「魂の片割れ」というスピリチュアルな概念です。
強く惹かれ合う感覚や、出会いを通じて起こる心の変化は、魂が互いを思い出し、学びを深めていく過程として語られます。
この解釈では、その歩みに高次の視点から導きをもたらす存在が、ハイヤーセルフと考えられています。
自分のハイヤーセルフとの繋がりを深めることで、直感を通じて、ツインレイとのご縁に気づきやすくなるという見方もあります。
ここで、「もともと同じ魂なら、二人のハイヤーセルフも同じなの?」と気になりますよね。
これには、高次元の大もとでは一つに繋がりながら、この世でそれぞれの人生を歩む二人には、個々のハイヤーセルフがあるという捉え方があります。
共通する魂の源を持ちつつ、それぞれに必要な学びを導く、というイメージです。
教える人や流派によって解釈はさまざまですが、二人のハイヤーセルフも高次の領域で通じ合い、魂の成長や、再び一つへ向かう「統合」を支える存在として語られることもあります。
目の前の関係だけでは見えない、魂の深い繋がりを感じさせてくれますね。
サイレント期間に自分の内なる導きへ意識を向ける
ツインレイの考え方で、二人が離れて過ごす時期を指す「サイレント期間」は、それぞれが自分の課題と向き合い、魂を育てる時間として解釈されます。
ハイヤーセルフは、その時間を内側から支える導きと受け取れます。
会えない時間には、寂しさだけでなく、「愛されていると確かめたい」「相手を失うのが怖い」といった思いが浮かぶこともあるでしょう。
そうした気持ちを見つめ、自分自身にも愛を注いでいくことが、統合に向けた学びとして語られます。
ハイヤーセルフに問いかけるときは、再会の時期を尋ねるより、自分の魂が今必要としている気づきに目を向けてみましょう。
「私は、どんな愛を育てたいのだろう」
「相手を大切にするように、自分も大切にできているかな」
グラウンディングと呼吸法で落ち着き、瞑想の中で問いかけてみる。
そこで浮かぶ思いを、自分の生き方を見つめる手がかりにしていきます。
内なる導きに耳を澄ませる時間は、再会を約束するものではありません。
それでも、ご縁を大切にしながら自分の人生を歩むあなたの背中を、そっと押してくれる時間になると思います。
ハイヤーセルフについてのよくある質問
誰でもハイヤーセルフと繋がれる?
ハイヤーセルフを「高次の自分」と捉える考え方では、特別な能力を持つ人だけが繋がれる存在とはされていません。
自分の内側に意識を向ける練習から始められます。
感じ方や慣れるまでの時間は人それぞれ。
誰かの体験と比べず、自分に合った速さで少しずつ慣れていけば十分です。
ハイヤーセルフの声が聞こえないときはどうする?
ここでいう「声」は、耳で聞く音だけでなく、心に浮かぶ言葉や印象を表す場合もあります。
声を聞こうと頑張りすぎず、何も浮かばない日は、そのまま練習を終えてかまいません。
言葉にならない日も、心を静かに整えた時間は、内なる導きへ近づくための一歩として受け止めてみてください。
ハイヤーセルフはどんな姿で現れる?
ステップ③の瞑想で思い描くハイヤーセルフの姿に、決まった正解はありません。
細かな顔や服装まで、くっきり思い描けなくてもよいのです。
人の形にこだわらず、やわらかな光や色、そばにいるような温かな気配として思い描いてみるのも素敵です。
あなたが安心できるイメージが、そのときのあなたにとってのハイヤーセルフの姿なのかもしれません。
ハイヤーセルフと繋がるには毎日瞑想が必要?
毎日行うことを義務にしなくても大丈夫です。
忙しい日は短い時間にする、疲れている日は休むなど、暮らしに合わせて続けましょう。
回数を増やすことよりも、グラウンディングと呼吸法の土台を丁寧に練習し、無理なく瞑想に取り組めることを大切にしてください。
まとめ|ハイヤーセルフとの繋がりを焦らず深めよう
ハイヤーセルフは、魂の歩みを導く「高次の自分」とされる存在です。
私が先生から教わったのは、グラウンディングと呼吸法を土台として練習し、慣れてきたら瞑想へ進む方法でした。
浮かんだ言葉が自分の考えなのかメッセージなのか、区別がつかないこともありましたが、練習するなかで不安が少し軽くなり、安心感が生まれました。
最初から、はっきりした姿やメッセージを求めなくてかまいません。
日々の慌ただしさから少し離れて、焦らず、自分の内側へ意識を向ける時間をつくってみましょう。
「私はどうしたいの?」と、高次の自分に問いかけてみる。
その静かなひとときが、あなたが心の奥にある願いに気づき、これからの一歩を選んでいくための、温かな支えになりますように。
ハイヤーセルフや潜在意識について発信する人に興味がある方は、霊視占い師・藤本由加さんの活動や経歴をまとめた記事も参考にしてください。


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